中学受験のススメ

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中学入試で4科のときも言えることではあるけれども、2科の場合、算数と国語で勝負なので、けっこう算数が得意でも、国語を捨てることはできないえすよね。でも、多くの中学受験生の悩みとして、「国語の勉強の仕方が分からない」「国語って何となくでもいいんじゃないの?」「国語は算数と比べても勉強の成果があがりにくい」といったものがあります。さて今回は、このようなお悩み解決に役立ててほしい話を少し‥。

今回は、覚えることを覚えれば点数アップが目に見えやすい、漢字・語句ではなくて、「文章題」の方の話をします。

もちろん、基本的な漢字や語句の意味が分からなければそれまでですが、そうでなければ、いわゆる「読解」ということになります。

「読解」とは文字通り、「読んで」「解く」ことです。「読む」ときに、まず心がけてほしいのは、(物語文の方が分かりやすいでしょうが)、登場人物の動き、セリフ、表情、気持ちを、アニメやドラマのようにイメージしてほしいということです。そう、学芸会でやった人も多いはずの、劇の「台本」というイメージです。ただ文章を上から下、右から左に読んでいるだけでは、途中で話がぼんやりとしてきてしまいます。

「解く」ときに気をつけてほしい、まず基本的な答え方のルール。「どういうことですか?」という問題であれば、答えの最後は「?ということ」。「なぜですか?」という問題であれば、答えの最後は「?だから、?のため」。ここで減点されてはもったいないですから、十分注意してくださいね!